50ccの原付スクーター「ホンダ ジョルノ」に乗り始めて約2ヶ月。原付に乗っていると『30キロ制限と二段階右折が面倒でしょ?』と言われることがありますが、目的地がある程度決まっていると、30キロ制限も二段階右折もさほど気にせず運転することができるんですよね。
もちろん、大きな幹線道路を使わないとダメな地域に住んでいたり、交通量の多い都会だと原付二種以上のバイクじゃないと危険なことも多いと思います。
しかし、自分がスクーターで向かう目的地はある程度決まっていますし、二段階右折を使わなくても大丈夫なルートを頭でシュミレーションできるくらいの距離なんです。
- 野鳥撮影などに使う公園(3ヶ所)
- 喫茶店やファーストフード店(5ヶ所)
自分が原付を買った理由は「自転車で行こうと思えば行けるけど坂道が多かったりして悩む場所への移動手段」が欲しかったからです。わが家には自動車もありますが、平日は妻が通勤で使っているので自宅フリーランスの自分は自転車しか移動手段がなかったんですよね。
今までだったら「紫陽花が咲いている季節だから写真を撮りに行こう」と思っても、『自転車じゃ遠い』とか『妻が休みの日に車で行こう』などと悩んでタイミング逃すこともありましたが、原付を手に入れてからはサクッと撮影して帰ってブログを書く。みたいなことができるようになりました。
で、30キロ制限と二段階右折があまり気にならないライフスタイルや地域について考えてみました。
- 通勤や通学に使わない
- 都会すぎず田舎すぎない場所に住んでいる
- 片道5キロ以内のへの移動にしか使わない
通勤や通学に使う場合は、交通量が多い時間帯になります。みなさん急いでいるので30キロで走っていると邪魔になったり、無理な抜き方をされることもあると思います。自分の場合は平日の昼間に運転することが多いので、煽られたりすることもなくのんびり走れています。
また、後方の車に気を配って運転するのも重要だと思いました。車の運転でもそうですが、煽ってきそうな車や危険な運転をしそうな車ってサイドミラー越しでも何となく分かるものです。
何か気になることがあったら、周りの安全を確認してからサイドに避けて先に行ってもらう。危険な運転をする車が悪いと考えず、自分が邪魔にならないように運転することを心がけるのが大切だと思いました。
二段階右折も同じで、危険だなと思ったら二段階右折を諦めて左折してから元の道に戻ってくるくらいの気持ちが必要かも。
原付でのんびり運転できる街に住んでいるかどうかも重要になります。例えば「原付走行不可の道路」を使わないと不便な地域に住んでいたり、大都会に住んでいると、原付での移動がストレスになったりします。(都会は白バイが原付を狙い撃ちしているイメージ)
しかし、田舎すぎず5キロ以内に目的地が複数ある街であれば、便利な移動手段として原付を使うことができると思うんですよ。
もちろん自分が住んでいる街にも「国道1号線」があるので、交通量が激しく原付スクーターでの走行は危険だと感じる場所もあります。
ですから、目的地が決まったら脳内で交通量が少ないルートを組み立ててから出かけます。スマホのナビなどに頼らず頭の中だけでルートが分かる範囲の移動で使うのがポイントです。ナビを使うと交通量が多く二段階右折を使うルートを選ばれる可能性が大。
原付を手に入れた最初の1ヶ月は、とにかく運転が楽しくて遠い場所まで運転したい気持ちになりました。もちろん今でも原付ツーリングや原付キャンプは楽しそうだと思いますが…片道15キロ以上になると不安を感じる回数が増えてしまいます。
ですから、片道5キロ以内でルートを頭の中でシュミレーションできる範囲内で運転することを心がけると不安も少なくなります。
また50ccの原付が便利だなって思うのは駐車する時です。駐輪場にパパッと停めて出かけることができるので、自動車のように駐車場内をぐるぐるする必要もなくとても楽です。
ということで、思ったことをダラダラと書いていたら長くなってしまいましたが、50ccの原付は「30キロ制限と二段階右折」がデメリットなんですが、ライフスタイルにフィットすれば意外と気にせず快適に運転できると思いました。
もちろん原付二種の方が安全で快適に運転できるメリットが多いのも納得です。しかし、自分の場合は他の方が言うほど不便に感じてないのでブログにまとめてみました。(※とはいえ原付二種のバイクが欲しい気持ちは消えてません)
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