プコジョル通信

折りたたみ自転車と原付バイクに関するあれこれ

【安全なのはどれ?】半キャップ、フルフェイス、ジェットヘル、実際に使って感じたメリット・デメリット

半キャップ フルフェイス ジェットヘル

どんな排気量のバイクでも安全のためにヘルメットを着用する義務があります。自分は原付スクーターに乗っていますが、最初は半キャップ型のヘルメットを購入しました。50ccのスクーターだし、あまり深く考えずデザイン重視で安いものをネットで選んだ感じです。

■目次

半キャップ(125cc以下用のヘルメット)

半キャップ 安全

半キャップは、半ヘルとか半帽とかハーフヘルメットと呼ばれるタイプのヘルメットです。原付スクーターに乗っている方がよくかぶっているイメージですね。

自分が最初に購入した半キャップは、開閉式バブルシールドが付いているタイプになるので、走行時にゴミや虫が顔に当たりにくいデザインになっています。また、走行時の風もある程度カットしてくれるので、目が乾きにくく運転しやすいヘルメットでした。

価格も4,500円程度と安くAmazonのカスタマーレビューも高評価。自分も最初は気に入って使っていたヘルメットになりますが、これフリーサイズのヘルメットなんです。

自分は頭囲が57.5cmなんですが、こちらのヘルメットは頭囲が57cm~60cm向けになっているので、サイズ調整用のスポンジを使っても微妙に大きく、さらにホームセンターで買ってきたスポンジを追加して、なんとかジャストサイズになった感じでした。

またバブルシールドも長時間の運転になると歪みが気になったり…やはり高級なヘルメットとは違うデメリットを感じることもあるんですよね。

原付だから半キャップでもOK?大型バイクで半キャップはNG?

原付でこんな感じの半キャップを頭にちょこんと乗せているだけの方を見かけることがありますが、あれは安全のためにヘルメットをかぶっているわけではなく、警察に捕まらないためなんでしょうね。

ちなみに、こういった半キャップは125cc以下限定と書かれて販売されていますが、まれに大きなバイクでも半キャップで運転している方もいます。

大型バイク 半キャップ

半キャップで400cc以上のバイクに乗っても道路交通法違反ではないので問題はありませんが…やはり安全面で考えると原付でも大型でも半キャップは危険だな。と、思うようになりました。

ほとんどの半キャップは125cc以下のバイクで使った時の安全性を考えて作られたヘルメットになるので、排気量無制限のヘルメットと比較すると強度も弱くなっています。ですから何かあった時のことを考えるなら排気量無制限のヘルメットを選んだ方がいいと思うんですよね。

もちろん、夏場などは半キャップの方が涼しくて楽だと思いますが…露出も多いので事故や転倒時のダメージも大きいのがネックです。

ジェット型ヘルメット

ジェットヘル 安全

安全面で考えたらフルフェイスを選ぶのが正解だと思いますが、脱ぎ着のしやすさ、夏場の涼しさ、装着時でも給水できる、などの理由でジェットヘルを選ぶ方も多いと思います。

先ほどの半キャップと比較すると安全性がグッと上がりますし、ヘルメットの内部に熱気がこもらないようにするベンチレーション構造だったり、インナーにサンシェードがあるタイプだったり、さまざまな種類が用意されているので、通勤や通学に使うならジェットヘルが便利だと思いました。

自分が使ったのは機能性に優れたヘルメットですが、ジェット型といってもシンプルなタイプもあります。

こういったジェットヘルは自分でシールドを追加するか、バイク用のゴーグルなどを合わせて使うのがおすすめです。どちらにしても顎部分がカバーされていないヘルメットになるので、さらに安全性を求めるならフルフェイスがおすすめです。

フルフェイス型ヘルメット

フルフェイス マルシン ドリル

現在自分がメインで使っているヘルメットがこちらです。70年代のオールドスタイルを再現しつつ最新の安全性を兼ね備えたマルシン工業の「DRILL(ドリル)」というフルフェイスヘルメットです。

ヘルメットといえばアライやSHOEIが有名ですが、マルシン工業も歴史の長いヘルメットメーカーになります。

個人的にマルシンのヘルメットが気に入っているポイントは、フルフェイスでありながら圧迫感が少ないソフトな被り心地を実現していることです。

もちろんMサイズになるので、ゆるくてヘルメットがずれてしまうことはありません。頭部はフィットするのに、全体的なつけ心地はソフトで、フルフェイス初心者でも使いやすいのが魅力です。

フルフェイス ジョルノ

愛車のジョルノと似た色味なのでこちらのヘルメットを選びましたが、半キャップともジェットヘルとも違う安心感があります。

もちろんレーサーのようなルックスのフルフェイスヘルメットと比較すると機能的に劣る部分もあります。しかし、顎の部分までしっかりと守られている安心感はやっぱり心強いです。

レトロタイプフルフェイスのデメリットは、ゴーグルやシールドなどを別途用意する必要があることと、風切り音がどうしても気になることでしょうか?

自分は50ccの原付でスピードを出さないので、あまり気になりませんが…125cc以上のバイクに乗っている方だと普通のフルフェイスの方がいいのかも。

ただし、実際に試着した感想としては、視界は確実に狭くなるのでツーリングの時と街乗りで使い分けるのがベストかも。まぁ…自分は原付でロングツーリングもしないのでレトロタイプで大丈夫なんですが。

まとめ

半キャップ フルフェイス ジェットヘル

今回の記事では紹介していませんが、ジェットヘルとフルフェイスのメリットを兼ね備えた「システムタイプ」と呼ばれるヘルメットもあります。ロボットのような見た目と機能性は抜群ですが…どうしても重くなります。

カブト システムヘルメット

重さや大きさが気にならない方であればシステムタイプを選ぶのもありだと思います。

最後になりますが、どんなヘルメットでもサイズが合ったものを選ぶこと、そして装着時にあご紐をしっかりと締めること。これが大事だと思いました。ただ頭に乗せているだけでは転倒時に外れてしまいますからね。

もちろん手袋や胸部プロテクターもあれば完璧なんですが…何より安全運転することが1番重要だと思います。ということで今回は、半キャップ、フルフェイス、ジェットヘル、実際に使って感じたメリット・デメリットを記事にまとめてみました。それじゃ!また!

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